仲人の舘です。
平成27年12月6日(日)、全国仲人連合会・関東地区のお見合いパーティー「Here the chance!!」が都内で開催されました。
皆さん終始笑顔で楽しそうにお話しされ、大盛況のうちに終了しました。
これを機会に交際がはじまり、クリスマス、年末年を楽しく過ごされるよう期待しています。
仲人の舘です。
世界のどこかに運命のお相手がいる、と信じることは結構ですが婚期を逃すかも知れません。
結婚とは要するに現実的な要素を集約した結果生まれる産物ですから、夢ばかり見ていてはままになりません。
縁結びに願いを託して夢を見るのと平行して、現実を見据えチャンスをモノにしましょう。
赤い糸で結ばれたお相手がわかれば良いのですが、そう都合の良い話もありませんからね。
赤い糸というと、何となく欧州の歴史から生まれた風習と感じるかもしれませんが、意外な事にルーツは日本に存在します。
目に見えるワケではないけれど、確かに惹かれ合う何かを感じたと答えるカップルも少なくありません。
文字通り運命としか言いようのないシチュエーションで出会い結ばれ、夢のような話で憧れますね。
しかしこれ、実のところ運命ではなく、縁結びの結果として実を結んだものである可能性があります。
手相が年々変化していくように、人の運命は人の行動によって変化します。
結婚したいと願い、駄目な自分を変えたいと努力する姿勢は異性の目に魅力的な姿として映るのです。
恋をする女性が美しく見える、というのは迷信ではなく実際に起こる話です。
自分でつぶさに気付く変化ではありませんが、縁結びに向かう姿勢を周りは見ています。
そういう意味で言うと、赤い糸は自力で手繰り寄せることが出来るのかも知れませんね。
仲人の舘です。
ここまで行くとお節介を通り越して、余計なお世話と言われそうですが、それでも注目度は高いです。
普通、飲食店に入って余程の混雑でもなければ、見知らぬ誰かと相席をする事はありません。
しかし、それをあえてやろうという居酒屋が注目されています。
つまりお見合いの席が勝手に用意されるので、面倒な根回しやら下準備が不要で、出会いの場にありつけるのです。
居酒屋にもよりますが、お見合いや出会いと銘打っているところは気が利いています。
誰も彼も相席にしようというのではなく、婚活中かどうかでまず判断して席を決めてくれるのです。
普通の居酒屋として楽しめる一方で、お見合いテイストも楽しめるということですね。
中には最初から堂々とお見合い居酒屋である事を明かしている店もあり、入るまでは気恥ずかしいかも知れませんが、暖簾をくぐってしまえば気楽なものでしょう。
出会いという、婚活における最難関とも言える部分を、あっさり解決してしまうお見合い居酒屋ですが、マッチングまでは流石に操れません。
年代などの気配りはありますが、一人一人の要望全てに応えることは難しいです。
そして、相席してからは自力で道を切り開かなければなりません。
人によっては、ここからが大変という事もあるでしょう。
ちなみに、居酒屋ではありますが出会いの場でもあるので服装には留意しておきたいものです。
仲人の舘です。
ただお見合いパーティーに参加しただけで結婚相手が見つかるほど、世の中甘くないでしょう。
積極的に自分を売り込む事が必要で、そのためにはコミュニケーションが欠かせません。
弁が立つなら問題はないでしょうが、引っ込み思案や奥手と言われる方には大きなハードルです。
その問題を解決する手段として注目されているのが、バスツアー形式のお見合いです。
バスツアー、つまり一台のバスに乗ってあちこち観光しながらお見合いしようという一石二鳥にも三鳥にもなるプランです。
お見合いと考えると気負ってしまう方も、ツアーという逃げ道があれば会話のきっかけにもなるでしょう。
何より、バス内では半ば強制的に二人の空間が用意されますからアクションを起こさざるを得ません。
お見合いバスツアーは、合理的かつお節介なシステムと言えるのではないでしょうか。
気になるツアー先ですが、やはり婚活をテーマにしたものが多い印象です。
有名なパワースポットや、カップルに人気のデートコースや、景勝地など、バリエーション豊かなので自由に選べます。
通常のバスツアーだと移動中は睡眠に充てる方もいますが、そこにお見合いを冠すると話は別です。
移動中にあれこれ手を打っておかないと、肝心の観光先で寂しい事になるかも知れません。
仲人の舘です。
結婚するという事は家族になるという事であり、それに伴って色々な部分に変化が生じます。
女性の多くからすると、苗字が変わるというのも一つの変化です。
そして何より、扶養家族ができる可能性が高いですね。
夫婦のどちらか片方か、そして子供がこれに該当するでしょう。
子供を作らず、結婚後も二人揃って仕事をばりばりこなしていくのであれば扶養家族は出てきません。
扶養家族になると配偶者控除など、様々なメリットが得られます。
もちろん無条件で得られるわけではなく、ただ結婚しただけでは不十分でいくつかの条件をクリアしなければなりません。
配偶者ならば年収が130万円未満である事が第一条件で、これを解釈するとパートは大丈夫だけど正社員は無理となるでしょうか。
扶養家族は配偶者にだけ得られるものではなく、6親等内の血族であれば条件を満たした時に権利を得られます。
良いことばかりが目立つ扶養というシステムですが、もちろんデメリットもあります。
年収制限が条件の一つになっているため、働く際には上限を気にしなければなりません。
頑張って働いて収入が増えた、と思いきや扶養家族から外れてしまいトータルでマイナスが大きくなったという事もあり得るのです。
結婚を境にして、生活環境だけでなくライフスタイルにまで変化が訪れそうですね。