仲人の舘です。
未婚女性の半数以上は、お相手の条件として年収600万円以上を希望しているという話があります。
それだけでは判然としませんが、婚活している未婚男性のうちこの条件をクリア出来ている数は1割にも満たないのです。
実に狭き門、というよりも現実的ではありませんね。
つまるところ、この年収600万円というのは相当な高条件となります。
当然ながらクリアできている男性の人気は高く、若さや美貌や品性などライバルは手強いです。
婚活は、ただ続けていればいずれ結婚できるというものではありません。
そんな様子では、よほどの豪運の持ち主でもない限り結婚は難しいでしょう。
さて、こう書くと年収の低い男性は戦々恐々かもしれませんね。
実際に結婚相談所で年収300万円となると、データの段階で弾かれてしまう可能性があります。
これは今すぐに覆しようのない情報ですから、他の武器を活かした婚活へとシフトしていく方が結婚に近いかも知れません。
例えば、会員を多く集めて一堂に会するお見合いパーティの場合、最初に見るのはデータではなく人柄です。
ある程度のコミュニケーション能力を要求されますが、それが天性のものである必要はありません。
要点さえ抑えておけば、お相手の印象に残る事は可能です。
間違っても、自分の年収を自虐的に扱ってはいけません。
知識や教養を深めるための読書など、男性にも自分磨きは必要でしょう。
仲人の舘です。
婚活ビジネスの最前線にあると言える結婚相談所ですが、実際のところどうなんだという声を小耳に挟みます。
ちゃんと期待通りの出会いがあるのか、お金に見合っているのかという事です。
結婚相談所は無料で利用できるところではありませんから、多かれ少なかれ出費を伴います。
また、相応の時間も消費する事になるので、結婚の近道となるかどうかは非常に重要です。
結婚相談所を介して出会って結婚した、という事を正直に周囲へ打ち明けている方はどの程度いるでしょうか。
現在のシステムはかなり効率化されており、結婚相手を見つけるためのツールの一つとして一定の存在感を示しています。
しかし、世間の目の中には未だに行き遅れた人の辿り着く先という認識があるかも知れません。
自分達では良いと思っていても、周囲からどう思われているかはやはり気になるところでしょう。
馴れ初めを聞かれた時に、結婚相談所というのは少し勇気がいるかも知れません。
ただ、結婚相談所からの出会いはお見合いになるでしょうから離婚率の低さという強みに繋がっています。
恋愛結婚での離婚率はご存知かもしれませんが高いですから、認識が変わるのもそう遠くない将来の事でしょう。
事実として出会いの乏しい環境は珍しくありませんから、男女の出会いを提供する場所の存在は欠かせません。
仲人の舘です。
結婚するカップル総数のうち、実に4分の1は再婚だというデータがあるようです。
これは、離婚するカップルの増加が少なからず影響しているのでしょう。
離婚は確かに大変な事ですが、その次に生かせるのであれば全くの無駄という事もありません。
さて、再婚がそれほど珍しくないため、改めて結婚式を開くケースも多いようです。
それはそれとして、気になるのは参加する側のご祝儀でしょう。
贈る側だけでなく、いただく側も気になってしまうのが祝儀です。
あまりにバツが悪いようなら、招待状を送る段階で辞退する旨を伝えておくと良いでしょう。
ただし、ご祝儀がないという事は式の費用を自分達だけで全て捻出しなければなりません。
見栄だけ張っても仕方がないので、式を挙げるか否かの段階からよく考えておきたいです。
最近注目を集めている結婚式のスタイルに、会費制というものがあります。
これは、とかく再婚での結婚式に向いており全員が無理なく気を使わずに済む方法と言えそうです。
再婚とはいえ気持ちを贈りたいという参加者の気持ちを汲みつつ、式の費用を捻出する手段が得られます。
再婚だからご祝儀は少なめで良いだろう、と考えたくなるところですが、お目出度い事に変わりはないので提示がない場合は初婚と同等の相場と考えておくのが無難です。
仲人の舘です。
何らかの事由によって婚姻関係を解消した時には戸籍にバツ印が押されるところから、また有名芸能人の発言からバツイチという言葉が広まるようになりました。
バツイチにおいて男女間の差はなく、どちらの場合も離婚の経験によりバツイチの条件を満たします。
もっとも、最近は戸籍にバツ印が実際に付けられる事はなくなっているようです。
それはともかく、バツイチに対する意識の違いは年代ごとでハッキリわかれてくるのではないでしょうか。
今やすっかり縁遠い存在ではなくなったバツイチですが、世が世なら大事でした。
実に3組に1組が離婚していると言われる現代では、厳密には2度3度と離婚を経験される方がいるため違ってくるでしょうが珍しいものではありまえん。
10人のママ友がいれば、そのうち実に3人はバツイチという計算です。
バツイチがそれほど珍しいものではなくなってきた影響からか、離婚歴に対する嫌悪感もかなり和らいでいるのではないでしょうか。
離婚率は高くなっていますが再婚するカップルも一定数あるため、バツイチになったらずっと独身という事はありません。
状況によっては、バツイチの経験がより良い出会いに繋がる事もあります。
バツイチという事は間違いなく結婚生活を経験していますから、それが男性にしろ、女性にしろ、安心感を得られる部分があります。
仲人の舘です。
神社は日本中に星の数ほども存在しており、縁結び神社もかなり多く存在します。
京都で真っ先に思い浮かぶ縁結び神社と言えば、修学旅行のポイントとしても大定番の地主神社でしょうか。
言わずと知れた名所であり、京都に行ったら必ず立ち寄りたい場所です。
あまりメジャーではないものの存在感のある神社も多く、たとえば今宮神社は玉の輿神社という別称があります。
桂昌院つまり徳川綱吉の母親が衰退していた神社の復興に尽力した事から、彼女の生い立ちと重ね合わせて玉の輿神社と呼ばれる訳です。
八百屋の娘から側室となり将軍の母親になるという、絵に描いたようなシンデレラ・ストーリーは現代でも人気が高いです。
世界遺産の一つにもなっている下鴨神社は、近年かなり注目度の高い京都でも歴史の古い縁結び神社です。
縁結びに関する話ももちろんですが、何より場所が良いですね。
糺の森と呼ばれる森林の中に佇んでおり、足を踏み入れただけで物凄いパワーを感じ取れるのではないでしょうか。
縁結び神社巡りは、ただ事務的に巡るというものではありません。
行った場所が素敵なら、より高い効果を期待できそうです。
縁結び神社と称している以上、廃れたところはないと思いますがやはり下鴨神社の雰囲気には圧倒されます。
同じ社殿が都心にあっても興醒めですから、京都でもどこに縁結び神社があるかに注目して参拝してみるのも面白いですよ。