仲人の舘です。
バツイチの再婚事情は厳しいと言われています。
日本では3組に1組の夫婦が離婚していますが、再婚する人の割合は男性が約7割、女性が約6割という数字を示しています。
現在、生涯未婚率が男性で約2割、女性で約1割なので、複数回結婚する人と1度も結婚しない人とでの二極化が進んでいると言わざるを得ません。
バツイチが再婚するのが難しいのは、世間体が悪いからで、最初の出会いの段階でバツイチは恋愛対象からはじかれます。
初めて結婚をしようとする人にとって、お相手がバツイチだと印象は悪く、両親や親戚はよく思いません。
バツイチの場合、反対されることが多く、周りの人から偏見を持たれやすい傾向にあります。
バツイチの再婚が難しいのはそれだけでなく、離婚に至った原因もあります。
お相手の浮気だったり借金だったりなど、自分に非がないケースで離婚しても、世間はバツイチと聞くと、その人に原因があると思い込んでしまいます。
ネガティブ思考になっているのも理由の一つで、バツイチの人は離婚でかなりエネルギーを消耗しています。
結婚に対してネガティブな思考になっている時に、良い人と出会ってもなかなか恋愛や結婚するモードにはなれないものです。
再婚してもまた離婚してしまうのではと考え始めると、益々再婚は難しくなります。
仲人の舘です。
9歳の子持ちの再婚については、考えさせられるものがあり、子連れ再婚というのは何かと問題があります。
9才の息子がいる母親が再婚する場合、問題は複雑で、特に息子が今まで母を独り占めしてきているなら、息子に彼氏を迎え入れる度量はなかなかありません。
そうした場合、いくら母親の再婚相手が、将来を見据えて結婚を前提に、と言ってきても、息子には受け入れがたいものがあります。
母親にとっては、ありがたい言葉をかけてくれる人が世の中いるものだと嬉しくなりますが、息子がいることで中々踏み切れない不安があります。
問題なのは、9歳の息子と再婚相手の相性で、イマイチ相性が良くない場合、何かにつけて母親のことを取り合うようになります。
そうなると9歳の息子はすねて泣くようになり、一方の再婚相手も不機嫌になります。
9歳といえば、まだ小学生低学年なので、再婚するなら子供優先で、あと3年くらいは我慢したほうがいいかもしれません。
再婚を考えるなら、やはり基本は子供優先で、しばらくは彼氏とは別に籍を入れなくてもいいでしょう。
子供がいる場合の再婚は、ある程度、子供が大きくなってからか、全く何もわからない年齢の時に再婚したほうが無難です。
少なくとも、子供相手に不機嫌になるような人は、理由はどうあれ再婚はやめた方がいいです。
仲人の舘です。
絶対に利用できないという事はないのですが、大体20歳を目処に年齢制限を設けている結婚相談所が多いのではないでしょうか。
女性だと18歳を下限としている事もありますが、利用される方はほとんどいないと言って良いかもしれません。
男性で早くから結婚願望がある事は、もちろん悪い事ではありませんが18歳となると現実問題として収入という難問が立ちはだかります。
女性で18歳となると、婚活市場としてはかなりの逸材です。
あえて結婚相談所を利用しなくてもお相手を見つける事はできる、というのが実情でしょう。
入会費やら活動費やらで少なからず出費の嵩む活動ですから、女性にしてもそれなりの収入は必要です。
とかく最近では結婚相手に仕事を望む男性が多いですから、ただ単に若さだけで解決できる問題ではありません。
男性となれば、状況はもっと大変なものになるでしょう。
女性の社会進出が叫ばれている昨今ですが、大黒柱を男性と考える風潮は根強いですからね。
もし18歳で結婚相談所に入会できたとして、まずマッチングに苦労する事になります。
同年代であまり収入の事が気にならないか、社会的に成功していて若い夫が欲しいという稀なケースを求める事になるでしょうか。
昔のようなネガティブなイメージはありませんが、それでも会員は結婚適齢期を迎える頃が下限となってくるでしょう。
仲人の舘です。
再婚する場合、お相手に子供がいるとそれは大きなネックとなり、子連れ再婚に対する不安はつきものです。
子供がいるお相手と再婚する場合、子供が果たしてうまく自分と馴染めるかどうかという不安が出てきます。
また、再婚相手との間に新しい子供が生まれた場合、連れ子に対する態度も心配になります。
子供が小さいうちは良いのですが、子供がいるお相手と再婚すると、大きくなった時に自分を受け入れてくれるかという不安も出てきます。
このように、再婚は子供がいるかどうかでいろいろな問題が露呈してくるもので、将来的にまた離婚してしまうのではないかという不安も懸念されます。
子連れ再婚の場合、再婚相手と連れ子との関係で頭を悩ませることが多いのですが、不安や悩みを抱えているのは子供たちも同様です。
お相手の子供も、新しいお父さん、お母さんと良好な関係が築けるかどうかを模索しているので、その辺の気持ちもしっかりくみ取ってあげる必要があります。
再婚相手に子供がいる場合は、結婚前にはこれでもかというくらいきちんと話し合っておくことです。
結婚前に、養子縁組、子供のしつけ、名前の呼び方、お金の管理など、結婚後に問題になってくるであろう様々な問題を話し合っておく必要があります。
現実から目をそらさないでじっくり時間をかけて考えていくことが、子連れ再婚への成功に結びつきます。
仲人の舘です。
バツイチ女性へのプロポーズというのは中々難しいものがあり、バツイチの人は結婚にはどうしても躊躇しがちだからです。
そのため、バツイチ女性へのプロポーズは、それなりに準備をしておく必要があります。
彼女の精神的な負担をいかに和らげるかがポイントになるので、本人が話したいのであれば、前の結婚のこともよく聞いておくことです。
彼女が気持ちの中で離婚のことをどう受け止めているかを聞いておくとよく、それを許容できるなら、一緒に癒してあげるとよいです。
大事なことは、彼女の過去に何があっても、自分は今の彼女が好きで、将来一緒に家庭を作っていきたいという意志をしっかり伝えることです。
結婚に躊躇しているバツイチ女性には、どうしても君と結婚したいから、同じ気持ちになってくれるまで待つ、という気持ちを伝えることが大事です。
バツイチ女性にプロポーズする場合、彼女に子供がいる時は、子供の意見も尊重してあげましょう。
子供とゆっくり家族になっていく意思を伝えるのが先決で、交際の段階で子供と良い関係を構築することがポイントになります。
結婚式にこだわりをもたないこともバツイチ女性へのプロポーズでは大事なことになります。
バツイチ女性は、再婚の際には派手な結婚式を挙げたがらないという心理があるからです。
できるだけ、地味目披露宴にとどめる配慮が必要で、新婦側が普通にしたいと申し出ればそれに応じてあげる度量も必要です。