仲人の舘です。
本日(2015年4月30日)の読売新聞の朝刊に折り込みされている「路」2015年4月号に私どもの結婚相談所、全国仲人連合会・東京地区本部[日暮里駅前&荒川南千住]の広告が掲載されています。
「路」は、荒川区と台東区の一部の読売新聞5,500部に折り込みされている地域密着型の広告です。
仲人の舘です。
かつて日本で行われていたお見合いには厳粛な作法があり、世話人や仲人といった存在がこれを仕切っていました。
現代でも行われる事はありますが、簡略化される事も少なくありません。
しかし、昔も今も必要な物に代わりはなく代表的なもので言えば結納品です。
お見合いをするにあたって初期の段階から必要とされるものに、身上書があります。
釣書とも言いますが、身上書は要するに履歴書を指します。
結婚する者同士の情報をそれぞれの家族が知りたいと思うのは不思議な事ではなく、お見合いに限らず用いられるものです。
ただ、お見合いの場合は最初に用意しますが交際から結婚を意識した場合は比較的後半に用意するのが通常でしょう。
お互いの家にご挨拶へ行く時に持っていく、という事になります。
履歴書のようなものとは言っても市販されている履歴書を使って身上書を作る、というのはやめましょう。
無難に無地の便箋や、凝ったものとして奉書を使う事もあります。
ドラマなどで見かける遺言が書かれているような、筆を使って書く紙です。
基本的な内容は履歴書に似ていますが、お見合いの際に用いるものですから親族の情報も書きます。
当然ですが手書きが好ましく、将来的に家族となるだろうお相手に読んでもらうものなので心をこめて書きましょう。
仲人の舘です。
自称するのは気恥ずかしいですが、職業としてお金をいただいている以上プロの仲人という立場に私はいます。
儀礼的なお見合いの場に登場する仲人ではなくもっと現代的な、家と家ではなく個人と個人を引き合わせる立場と言ったほうが近いかもしれません。
仕事内容はもちろん結婚を司る、というのは畏れ多いので出会いのキッカケを用意するとしておきましょう。
結婚を司る方は神様にお願いするとして、これは縁結びと呼ばれる行為ですね。
格こそ違いますがプロの仲人も縁結びも、共に結婚を意識した時に登場する存在です。
結婚はご縁が多分に影響するもので、簡単にできれば苦労しません。
現実的な方法として考えられるものの一つに結婚相談所の利用があり、ここでプロの仲人が登場します。
対して縁結びは様々な場面で登場する機会があり、婚活を始める時も、根を詰めた時も頼りたくなります。
神様には威厳があって縁結びを行えば精神的な支えとなるかも知れませんが、婚活の具体的なアドバイスはしてくれません。
プロの仲人に威厳があるかどうかはともかく、具体的なアドバイスに関しては十分期待できると言えるでしょう。
長い道のりの婚活を二人三脚でゴールまで目指してくれる存在は、心強いとは言えませんか。
仲人の舘です。
たまに例外もありますが、結婚相手は生涯に一人です。
言うまでもなく慎重に慎重を重ねて吟味すべきところであり、本来妥協は許されません。
一つ注意しておきたいのが、妥協しない事と高望みする事は別です。
あまりに高い理想を掲げてお相手がいないと言われても、理想のレベルを現実の範ちゅうまで下げる他の手段はありません。
結婚相手はロボットではなく生身の人間なのですから、向こうからも自分を見ているという事を意識しましょう。
傾向として多いのは、男性はお相手の年齢を、女性はお相手の年収を強く意識したものです。
大きな年齢差は収入が多くても容易く埋められるものではありませんし、お相手に求めた年収の分だけ自分に要求されているものがあります。
条件さえ満たせば結婚相手として相応しいかというと、少し疑問は残るでしょう。
実際の結婚生活においては、条件以上に互いの性格が影響を与えてきます。
性格を見極める場としては、お見合いや交際期間が該当します。
結婚相談所を利用すると、仲人が相談に乗ってくれます。
飛び抜けた才能や長所がなくても、人と人とが結びつく場所はどこかにあります。
まずは自分を見つめ直す事が、婚活において重要です。
自分に自信が持てないまま活動を続けても、良い結果が得られる道理はありません。
仲人の舘です。
何事にも真剣なのは悪い事ではありませんが、程々にしておきましょう。
婚活は人生の大きな部分を左右する結婚を決めるものですが、代償が人生では重いです。
人生のために人生を賭けるのは、なんだかチグハグですね。
うつになるほど追い込まれる前に、一息入れて気持ちを入れ替えましょう。
物事を前向きに考えられてこそ、結婚に向かう婚活は正しく機能するので、精神的な疲労は大敵です。
そもそも婚活を行う以上は積極的な行動が求められますが、これは大きな精神力を要する行動です。
自分磨きをしたり出会いを求めたり、期間が決まっていれば良いですが先の見える婚活などありません。
今詰めた結果が結婚ではなくうつでは目も当てられないので、結婚相談所なり使えるものは最大限活用しましょう。
結婚相談所は婚活をサポートする場所ですが、丸投げで良いかと言われると少し困ります。
主役となるのは婚活をする側であり、私達にできる事はわずかなサポートです。
ただ、このわずかなサポートによって負担の多くは軽減されるのではないでしょうか。
正解の見えない問題に一人で取り組むより、二人の方が気は楽です。
うつにならないため、というと大袈裟ですが気楽に婚活をしていくために利用できるものは積極的に使いましょう。